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【東京マラソン2023 2:21:41PB!】サブ20に向けて今後のマラソン練習取り組み

東京マラソン2023走ってきたので、反省や感想などを述べていきます。

 

 

東京マラソン反省

事前準備

エキスポでの受付

東京マラソンの受付は東京ビッグサイトでおこなわれます。様々なブースがあり、回っているだけでとても楽しかったです。ただ難点としては、結構遠く、色々見ていると時間がかかり、歩く時間も増えてしまうことです。私は木金は仕事だったので前日の土曜日に行きました。そうしている人は大勢いたと思います。当たり前ですが歩くだけでも疲れは溜まってしまいます。これは翌日のレースにも確実に響くと思うので、サボらず仕事後だとしても早めに行くべきだったなと思っています。

スタートまで

東京マラソンはスタートするまでの難易度が高いと思いました。
今回は幸運なことに知り合いと合流できたので本当に助かりました。
荷物預けを申請する前に申請期間が終わってしまい、当日は友人に預ける予定が東京マラソンの人の多さ、ゲートの位置など把握できておらず、渡すことができませんでした。来年からは荷物預けは必須ですね。トイレもえらく混んでいて、20分は待ったため、事前に済ましておくのが良さそうです。ただウォーミングアップはできるスペースはあったので、これはいいなと思いました。(Aブロックや上位ブロックのみの可能性はありますが。)後はスタート地点ですね。20分~30分は前に並んだので、常に体を動かさないと寒い状態。とはいえ人が多く中々身動きはとれません。対策かは分からないですが、スタートしてしばらくはウォーミングアップと思って軽く走るのがいいでしょう。(上位を狙う選手には難しいですね。)後はスタート直後も人が多く、男性女性入り交じっているため、スタートダッシュは厳しいです。特に私のスタートした前では今回転倒がありました。(知り合いも巻き込まれていたらしいです。)私は巻き込まれはしませんでしたが、ちょうど目の前で転倒が起き、避けようにも人が多く脇にそれるのも難しく、だいぶ出遅れてしまいました。前に追いつくのちょっと力を使ってしまいましたね。

 

スタート後~15km

東京マラソンのコースですが、スタートして5kmは下りです。これは事前に聞いていたので、オーバーペースになりすぎないように気を付けていました。

東京マラソン高低差ただ、女子のペースメーカーが3'16~18と聞いていたので、そこに着いていたら3'15は切っていましたね。下りなので3'13までは許容と思っていたので、想定通りついて行きました。ですが下りが終わってもペースが中々落ちず、3'15くらいで遷移していき、気づいたら日本人女子は集団から離れ、私も気づいたら集団が前にいってしまっており、離されていました。そこで前の集団に追いつこうとちょうどペーサーのゼッケンを付けた潰滝さんがいたので着いて行くことにしました。ただここでもペースが3'15をきるペースで、速いなと思いつつ周りに人がおらず着いていくしかない状況。なのに前の女子ペーサー集団には追いつかず、だいぶ速いペースでいっているんだなと思いました。

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15km~30km

ここからは特に変化はありませんでした。実は15kmですでにふくらはぎがなんか疲れているな、攣りそうだなと思っていました。前日エキスポで歩きすぎたことも要因として多少ありそうな気がします。マラソンはいつも接骨院で教わった攣り防止のテーピングをしているのですが、今度からはカーフサポーターも付けてみようかなと思います。そんな所で、17kmで早くもマグオンを一つ飲みました。(いつもハーフで一つ目を飲むのですが、今回は17km、25km、30km過ぎ予定だったので予定通りではある)おかげで多少ましになりました。この辺は3'20~30くらいで押していましたね。潰滝さんから離れた後、今回は風が強かったのもあり単独走は避けたく、30km過ぎまでずっと同じ人の後ろにつかせてもらいました。(本当にありがとうございました。そして申し訳ありません。)そして23kmくらいで今度は疲労というか、攣りそうな感覚がありました。ここでも接骨院の人に教えてもらったものですが、芍薬甘草湯という漢方を飲みました。これは攣り防止のもので、攣った後でも効果があるそうです。(トレラン界隈では有名らしい)いつもはレース前にも飲むのですが、今回はバタバタしていて忘れており、なんとか一つポケットに忍ばせられたのはよかったです。
ここで前の人もきつそうで25km過ぎてからは3'30くらいまでかかってしまいましたが、前を見ても遠くにしか人がおらず、一人でいく勇気はありませんでした。3'30ペースでだいぶ回復して余裕が出てきたので、ここがサブ20、エリート標準切りをする転機だったなと思います。とはいえ30km近くなると、橋を渡る時の細かなアップダウンも足にきて、十分なきつさにはなっていました。

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30km~ゴール

さて、ここで少し予想はしていたが焦ったことがあります。33kmくらいで後ろから「松田頑張れ!」という声援が聞こえてくるのです。テレビを見ていた人なら分かると思いますが、日本人女子先頭は松田瑞生選手です。とうとうきたか、、と思いました。ただ足には10kmほど休んだおかげで余裕があるのが分かりました。なのでこれは追いつかせて最後まで一緒にいってしまおうと思いました。予定通り追いつかれたペースには対応することができ、ただ結構速いペース(3'25~30?)で、ここで初めて脈が上がっていく感覚を味わいました。ただ横にバイクカメラがいたことも相まって、絶対に離れなれない、と覚悟を決めました。そこからは松田さんと数名の男子選手と併走しながら、ラスト3kmでは離されては必死に追いついてを繰り返しました。(途中ペーサー魂が出て、前に出る場面も。ただ松田さんに足を少しでも引っかけたら絶対に炎上してしまうという恐怖も共に)ラストは意地でも日本人女子に勝とうとスパートをかけてゴールでした。多分この集団に追いつかれていなければ、そのまま淡々と走って自己ベスト更新にはならなかったなと思います。

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全体振り返り

良かった点
  1. 30kmで長いなという感覚が全くなかった
  2. 最後まで、足を攣らず、ほぼ3'40かからず押し切ることができた
  3. 3'30で回復することができた
  4. 最後スピードを上げることができた
要因

1.30kmで長いと感じなかった

これはマラソンまでに21km、24km、30km×3を入れていたおかげだと思います。特に30km走の3回目は20kmであっという間で、30kmもまあまあだなという感覚でした。今までのマラソンではハーフで、まだ後半分か、と思っていたので、距離に対する抵抗をなくすためにも距離走は大事だなと思いました。

2.これも上記と同じくですね。

3.これは速いジョグ、突っ込む練習の効果が大きいと思います。(速いジョグについてはちょろっとまとめているので、いつか書きます)
速いジョグを入れたことでスピード上限が上がったこと、突っ込む練習のおかげで、割と速いペースでも休む感覚を持つことができたと思います。

4.これも距離走の効果ですね。

結局マラソンに何が大事かというと、圧倒的に距離が必要だなと思いました30km走は必要なのか?とよく言われますが、マストではないが、やった方がいいと思います。ただ、今回は2ヶ月で急にマラソン用の練習をやったので、もっと前から走行距離を増やしておけば良かったなと思います。ただ前自己ベストのびわ湖毎日マラソンの記録を普通に超えることができたのは良かったですね。そのときは1~2月は300km、30km走一回で臨みましたが、その前の1年間は安定して月間500kmくらい走っていたのでその記録を今回超えることができたので、練習次第でまだまだ記録を伸ばせるなと思いました。

全体感想

色々反省はありましたが、とても楽しかったの一言ですね。東京のど真ん中を走れること、特に浅草寺を真っ正面に見たところからスカイツリーが見えたときはテンションが上がりました。他のマラソン大会は少なからず沿道の人が少ない所や、畑の近くなど走るのですが、常に声援が飛び交っていました。また知り合いも方々で応援してくれたのも東京ならではだなと思いました。最後なんかは松田さんというテレビでしか見たことない人との併走、テンションが上がらない訳がありません。来年はもっといい記録を出したいなと思います。(そもそも出れるのか?)

後エキスポでお兄さんにおすすめされた、大迫選手アンバサダーのshokzの骨伝導イヤホンを購入予定です。元々骨伝導イヤホンが欲しかったのもあり、試しに聞いたら軽いし音質に違和感もなくとても良かったです。しかも10000円なら手が出せる。(AirPodsは走りながらずれる、自転車乗りながら聞けないので。ロードバイク乗るのも趣味です。)

本当はサブ20したら買おうと思っていたのですが、自己ベストだったのでいいですよね。