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【おかやまマラソン2023 2:21:58 3位入賞!】〜マラソンの補給食の勧め〜

11/12(日)におかやまマラソンに出場してきました。結果は2:21:58の2ndベストで3位入賞!

入賞を目標として、3位以内に入れば上出来と思ってたので満足な結果でした。

ラソンに向けた練習

この時期はまだトラックレースに重きを置いているため、特にマラソン用の練習というのは取り入れていませんでした。10月は月間走行距離を430kmで、週3回15km程度のジョグ、他はそれ以下の距離のジョグやポイント練習という感じです。

10/15 22km 4'00〜3'20

10/29 16km 4'20〜30

長めの練習はこれくらいで、後はポイント練習で10〜14kmのペーランやビルドアップを増やしたくらいですかね。(3'20くらい)

つまりマラソンのための練習はほとんどしていないという状態でした。

【補給食の勧め】

ラソン前日には川内優輝選手をリスペクトしてCoCo壱のカレーを食べに。600gは怖かったが500gを食べた。思ったより食べられたので600gもいけそう。(川内さんは私と同じ高校出身なのである。)

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ラソン当日の朝食は、おにぎり2個、カステラ一切れ、どら焼きである。米は食べたいのでおにぎり(食物繊維はお腹が緩くなるため、海苔なしが望ましい)、糖分でカステラ、お腹に溜まりかつ和菓子のあんこ。普段のレースでもどら焼きやカステラ、あんぱんなどを食べることが多いです。

レース前の水分は水のことが多いです。本当はスポドリとかの方がいいのですが、味付きのものはついガブガブ飲んでしまうので、飲みすぎてお腹がタポタポにならないよう水を選びます。そして1時間前には今回商品を頂いたカツサプを接種。

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ラソンは8粒飲むといいらしい。さて効果の程はどうだったか。(レース反省後記す)

レース中はポケットにマグオンを4個(結局摂ったのは3個)と芍薬甘草湯(足攣り防止)を忍ばせておいた。

【0〜10km】

今回Sブロックスタートだったので、前の方の位置からスタートしました。Sブロックといえどサブ3からいるらしいので、スタート後のスピード感の違いで転倒の恐れもありそうなため、なるべく接触しないように前方端から。とはいえ一番前はだいぶ前から並ばなければいけなさそうなのでそこからスタートは難しかったです。スタート後は人の間を縫ってスムーズに先頭集団に入れました。ペースは3'15くらい。若干速いなと思いつつ、どこかで落ち着くだろうと思っていました。その通りに5kmから3'20くらいで推移したので、まあこんなもんだろという感じでした。

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今回ほとんど周りの選手のことは知らず、持ちタイムも分からなかったのでとりあえず集団の後ろで待機していました。

【10〜20km】

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ここはペースが3'25に落ちたり、それはまずいと思った人が前に出て引っ張ってくれて3'20切りに上がったりと、ペースが5秒前後で変化していました。自分としては速くても遅くてもまだ集団内にいる予定だったので、変わらず後ろにいました。ただペースが上がった時に急に上げるのではなく、一回行かせてじわじわ詰めていきました。そっちの方が、足を使わずに済むかなと思ったからです。この時に集団は13人くらい?でかなり多く、給水でごたつく事が多いなと感じていました。20kmで何人か落ちるかなと考えていましたが、みんな実力がある方ばかりで、ほぼ最初の全員が着いている印象でした。

【20〜30km】

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レースが動いたのはここからですね。21km過ぎの給水で、今回優勝者であり後輩の森田選手が飛び出しました。後日談だと、ペースが遅かったのでどこかで仕掛けようと思っていたとのことです。ちょうど給水で人がバラけていたのでいいタイミングだったと思います。私はここの給水は前の方にポジションを取れていたのでスムーズに取れ、森田の飛び出しにも反応できました。(後ろの人は「できない」というより「しなかった」の方が正確かもしれません。)ここで先頭は一時3人になりました。だけど1kmくらいで1人が下がり自分と森田の2人になりました。正直走り始めから今日は足が攣るなという予感があったので、無理して差を詰めましたが、後輩ということで2人で走ったら身内的に楽しいのでは?という考えもありました。結果レース的に考えたら後ろにいた方が安全でしたね。ただ全くチャレンジせずに安全に行くのも面白くないので一回飛び出したことで経験になるレースができたかと思います。

そして私も25kmくらいで普通にキツかったので森田に「もう無理!後頑張って!」と伝えて離れました。そこからは自分のペースをキープしていき、3'20くらいで押していきました。3'20だと後ろとの差も徐々に離せて、どこかで休んでも逃げ切れるのではと踏んでいました。だけど何回か後ろを振り返っても集団の差が小さく見えず、ずっと追いついてきているなと感じていました。3'20で追いつかれたら諦めがつくな〜、落とそうかな〜と考えながら走っていたのがこの辺ですね。そうして30kmの難所である坂を迎えました。

【30km〜ゴール】

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30kmの坂で普通に足を使ってしまい、31kmまでは3'20ペースだったのですがその後の折り返しで後ろを確認した所集団とは10秒差ないくらいに縮まっていました。もう追いつかれる確信を持ち、追いつかれたら着いていけないな、と考えていました。ただ集団も4人で、他の人も落ちていたので入賞はできるしいいかーと考えていました。そこからはペースは3'25前後で推移しています。ここからは常に後ろが近づいてくる怖さがあり、いつ来るのか、まだ来ないのか、と思いながら走っていました。後ろを振り向きすぎると余裕がないのが伝わるので、この辺からは見るのをやめました。(とはいえ飛び出しからかなり振り返っていたので気づかれてはいそう。)後ろの足音なのか、沿道の手を叩く音なのか分からず走っていました。そしてとうとう35kmで追いつかれました。雨も降ってきて体が固まり始め、前から思っていた通り着いていけない、6位だし入賞できるからいいやと思ってもう前に行かせました。この地点は川沿いということもあり風もかなり厳しかったです。足の裏の皮も水膨れになっている予感がしました。(レース後見たところ、右足裏は真っ赤な水膨れ、左足薬指にも同様のものができていました。)ただ離されてもいいやと思いつつペースを落としたら前の集団と差が中々広がらない。当然35kmを過ぎているので、他の人もきつかったわけです。これはいいと思い、集団に着きました。最近変化走でペースを落として回復する練習もしていたので、そのまま集団にいるうちに多少足が回復してきました。やっぱり1人よりリズムを合わせるだけでいいので楽ですね。だが前に抜け出す余裕は全くなかったです。そして38km過ぎで2人の選手が飛び出していきました。まだ余裕があるのかと素直に感心しました。これにはとても対応できず、5秒ほど離されました。ここで自分は2人の集団になります。後ろにつかれ、これは風除けにされてるかな?と感じながら、だけどここまできたら半ば諦めていたので気にせず走りました。回復した所で上げ、でも着いてきて、強いなと感じました。(諦めつつ心の底ではまだメダルを諦めたくないとも思っています)川の反対に岡山城が見え、その後橋を渡っていよいよゴールだ、と思った時に、橋の登りに差し掛かります。この登りで後ろの人は離れ、3位の選手の背中が近づいてきたのが分かりました。2位の選手は追いつけない距離でしたが、3位はいける、、!と思い徐々にペースを上げ、競技場に向かう前最後の坂で捕まえることに成功しました。そこからは後ろの人の姿が遠ざかり、ただ足が少し踏ん張ったら攣るのが分かっていたので攣らない最低限のペースを維持。追いつくなよと思いながら競技場入りました。レース前はラスト勝負には自信があるからトラックが300mあるのありがたいとか思っていましたが、いざ近づくとなんで競技場入ってすぐゴールじゃないんだよ!と思いましたね。何はともあれ3位で初のマラソンでメダルを獲得しました。

【レース後】

走り終わった後歩くのが辛い、階段を登るのも辛い、マラソン後にここまでのダメージがきたのは初マラソンびわ湖以来でした。優勝は後輩の森田で2:21:07くらい。私が2:21:58。滑り込みで2時間22分を切りました。これはセカンドベストで自己ベストも2:21:41なのでベスト近い走りでした。しかもベストは東京マラソンなので、これでこのタイムが出るのか、と自分の地力が上がっていることを実感しました。途中坂はあるものの、ほとんどは平地で、気候も幸いしとてもいいコースだったと思います。8位以内の選手は確かみな2時間24分切りで、自己ベストの方もかなりいた印象です。次の東京マラソンでは自己ベストは出せそうですね。

【補給食について】

レース中の補給について、私はいつもマグオンを摂っています。今回は13km、25km、33kmくらいで摂りました。3つは15kmくらいから10km毎くらいで、もう一つはエネルギーが無くなった時用です。まあエネルギーがなくなったと感じる頃には遅いんですけどね。なので10kmちょっとしたときの、まだエネルギーはあるけど、、という時に一つ摂るようにしています。後は足攣り防止用の芍薬甘草湯。今回は33km?とかでとりました。もっと早くに飲めば良かったのですが、存在を忘れていました。ただこちらは足が攣ってからも効果があるらしいので大丈夫なはずです。普通に肉体的にきつかったので結局攣りそうにはなりましたが。

 

そして今回カツサプというサプリをいただいたので、レース1時間くらい前に飲みました。

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https://www.staminasports.jp

本当は30分前に飲むといいらしいですが、時間の都合1時間前になってしまいました。

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ホームページによると、カツサプの効果は2通りあるのでしょうか。レース後の疲労からの回復の早さの向上、LT値の向上(疲れが来る時間を遅らせられる?)。

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理系出身としては5人というデータ数や、摂取前、摂取後の時間間隔など気になる所がありますが、実験的には効果があるそうです。かくいう私も今回はマラソン練習に取り組んでいない中、30km走を3回ほど、20km走も2回入れた東京マラソンと同等の結果を出せました。3'20ペースを1人で耐えられたこと、後半一度ペースを落としてから回復が早かったこともあります。とはいえこれがサプリの効果が実力が上がったのかは今後摂取あり、なしで比べる必要がありそうです。

 

何はともあれ私としては満足のいく結果を出せたレースで摂取したサプリであり、今回リニューアルで値段も手頃になったそうなので試しにいかがでしょうか。

(ちなみに値段は1袋1398円。3袋購入で5%オフ!)

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